貸金庫事件で思う事
三菱UFJ銀行の貸金庫事件についての会見を見ていて思ったことを残しておきます。
以前、地方銀行の支店で貸金庫を契約していましたが、車で15分ほどかかる他支店に統合されることになったため解約しました。
入れていたものは登記や契約、免許の書類、証書といったものでした。
万が一失くしたら面倒なものですね。
現金や宝飾品、他に換金性の高い物は入れていませんでした。
スペアのキーを銀行に預けてあることは知っていましたが、封印しているものを開けるなんてことは想像すらしていませんでした。借りていたのは一番小さいサイズの金庫で確か当時年額6000円(税抜)だったと記憶しています。
私はこの事件の報道を聞いた時、角田光代さんの神の月を思い出しました。
原作を読み、映画、ドラマ、韓国リメイク版、全てを見ました。
そこで盗まれたのは富裕層の高齢者の現金と預金でしたが、今回も同じようなものではないかと感じたからです。
金額があまりに大きすぎて現実感がない、と言いたいところですが、私ごときでも一億くらいのお金を投資で飛ばす事はすぐにでもできそうなので、ありえないことではないと思いました。
会見を見ていて、一番不思議でたまらなかったのは、貸金庫の中のものがなくなっていると申し出た契約者に、忘れ物があったといってその場を収めていたというところでした。この件は二人の記者の方が再度質問していました。
結局自分の財産になんの棄損もなかったのだから、ということで納得できる事とは思えないし、あの貸金庫の空間で、出したもの、入れようと思ったものを置いて外に出る、という行動は考えられないからです。
認知症もしくはそれに近い状態なら、貸金庫に入って金庫を開けて外に出る、という一連の動作はできないと思います。かん口令が敷かれているのかもしれませんが、当事者の方にお話しいただけたら、と思います。
この元行員は自分が開けた契約者の貸金庫の内容を細かく把握していて、このような事態が起きた時に対処できるようにしていたけれど、ついにどうしようもなくなったのかと想像してしまいます。
保障問題が長引くことは確実でしょうから、訴訟も起きるのではと思います。
動機を聞いたとて、その気持ちを理解することは難しいだろうと思いますが、人間のやったこと、としての興味があります。
この事件は自分の中で追っていきたいと思っています。
今年の振り返り
今年も残すところあと半月。
家族の病気が悪化したり、新たに見つかったりと心配することが多い一年でした。幸いなことに皆なんとか元気に年を越せそうで、ありがたいことだと思っています。
自分の事を振り返ってみると、昨年までトゲトゲとしていた心が少し落ち着いたように思います。
ひとえにジェーン・スーさんのおかげです。
彼女のラジオ番組を聞き、著書を読み、自分の心を俯瞰するすべを学びました。
心の整理をつける、といえば簡単ですが、からまった糸をほどくように、ごちゃごちゃとした感情を仕分けしていく作業をすることです。
もっと若い時にこうした考え方ができていたらと思わなくもないですが、気力や体力といった、生き物のとしてのエネルギーが減ったいまだからこそ理解できた、ということも多かったと思います。
決して良い人になったとはいえませんが、当たり前だと思っていたことに幸運や幸せを感じることができるようになったと思います。
これまでは、そういう風に思わないとやってられない!といった建前のような感情でした。
年末に向けて楽しい予定がまだ残っているので、そこそこに楽しめるように健康に気を付けて過ごします。
あんこは奥深い
この夏、豆花もどきの豆乳ゼリーを飽きることなく食べ続けましたが、豆乳を寒天で固めてみたところ、とてもさっぱりした味わいになりました。まだ日中は真夏日に近い気温なので、いくらでも食べられます。
そして、初めて粒あんも自分で作ってみました。
コスパ、タイパという言葉をあまり使いたくないですが、作る価値ありだと思いました。
レシピは三越伊勢丹の食サイト、フーディーを参考にしました。
調べていて、あんこの作り方は奥深いことがよくわかりました。
前回の朝ドラ「虎に翼」で、お団子屋さんを引き継ぐ次期店主に、松山ケンイチ演じる常連客が、なかなかあんこの味に合格を出さないというシーンがありましたが、本当に本当に少しの事で納得がいかなかったんだろうとよくわかりました。
自作のあんこはまあまあの出来で、もう少しさっぱりした方が好みだったとは思うのですが、あくを抜きすぎると風味もなくなるようなので、塩梅は難しいです。
800グラムほどのあんこができあがり、次に作るのはいつになるかわかりませんが、それまでに色々なお店のあんこの味を楽しみたいと思いました。
研究です。
腰痛
NHKあさイチで、骨密度を上げる体操として紹介されていたかかと落としをやったところ腰痛がおきました。
動けないほどひどくはないけど、股関節や太ももの前まで痛くなり、歩くのがやっと。
きっかけにはなったけれど、そもそもの原因は横着の極みの運動不足です。
今年の夏の暑さは尋常ではなく、外にでてはいけないと危険を感じるほどでした。
散歩は日の出前でなければ無理。夜の蒸し暑さは、夕涼みという言葉は死語ではないかと思うくらいでした。
ならば、家の中でストレッチや体操をすればよいものの、何もやる気の起きない日々をだらだらと二か月以上過ごした結果、このありさま。
流石にこのままでは取り返しのつかないことになりそうです。
YouTubeを見ながら、腰に痛みがでない程度に運動を始めます。
よく、二週間続けてみましょう!体に変化を感じることができます!という励ましの言葉を聞きますが、続いたためしがありません。
今度こそ続けると自分に約束します。
猛暑と片頭痛とネットフリックス
猛暑の日が続きます。
お盆が過ぎても朝夕まだまだ空気が変わる気配がありません。
湿度も高いので、身体には厳しい毎日です。
先週、片頭痛外来に行った時、暑さで頭痛が増えていないかと聞かれたのですが、あまり外出していないこともあって、特に変わりはないと答えました。
暑さを言い訳に、運動もストレッチも体操も食事管理も全く何もしていないのに、特にひどくはない。ということは、もう、片頭痛は天気みたいなもの。自分ではコントロールできない、と達観してもよいのかと思っています。
そんな中、最近韓国ドラマに飽きて減っていたネットフリックス時間が激増です。
牽引しているのが、「エミリーパリへ行く」と「地面師たち」
「エミリー」は本当に毎回衣装が可愛くて、エミリーも信じられないくらい可愛くて、登場人物みんなおしゃれで楽しい番組です。次の配信開始は9月15日。
その頃には少し涼しくなっていたらよいのですが。
「地面師たち」は評判通りの面白さでした。こういう作品は企業のスポンサーがつく民放では制作不可能なんだと思いました。
涼しい部屋でテレビを見て読書してお盆休みが終わりました。
夏バテしないように過ごしたいと思います。
大江英樹さんのこと
昨年、大江英樹さんのオンラインセミナーを視聴しました。
お金の減らし方(どのように使うか)がテーマで、いかに投資で資産を増やすか、節約やポイ活でお金を貯めるか(使わないようにするか)について語られることが多い中、どういうことなんだろうと興味が沸いたからです。
一番記憶に残ったのは、死んだ時が一番お金持ちだった、という人が多いという事でした。自分で貯めたお金を使わずに死ぬということです。
(もちろん、それが自分の望みだったという人もいると思います。)
自分の幸せのために、自分が価値あると思うことにお金を使おうという内容でした。
画面越しに見る大江さんは若々しく穏やかで、語り口が優しくて、著書も読んでみたいと思っていました。
なので、ふと目に止まったネットの記事で大江さんがお亡くなりになったことに衝撃を受けました。
大江さんの近著、「90歳になるまでに使い切る お金の賢い減らし方」を読了しました。ひとつひとつの言葉が身に染みるようでした。
自分の生きる指針になったと思います。
ありがとうございました。